2006年センター英語へのコメント



英語はいよいよ待望の リスニングが導入されましたが、なんと!!!アクセントと文強勢問題は消えずに残っていました。アクセントは-ical と photograph と technology。文強勢対比がポイントとなるものでした。正直がっかりしました。 何のためのリスニング なのでしょうか?聴覚障害の受験生は文強勢問題などはどのような対策をせよというのでしょうか?日本以外のアジアの国で、このようなくだらない問題を 出している国はありません!!!ほんま「ええかげんにせーよー」と言いたいです。ただ、僕の教えた生徒諸君は焦ったことと思いますので、この場を借りてお詫びします。

文法:第2問の問2 for the sake of his health と 問9 in theend と問10 as far as + 場所 が目新しい問題で、差が付いたものと思われる。第2問はここ数年、文法ではなく、語法・語彙の問題になったようです。つまり文法問題はこの形式ではなく、文のなかで尋ねたらよいということなのでしょう。

会話:問2は消去法でやらないとつらいと思います。あとはカスですね。

語句整序:問3が under が副詞として使われているのがいかにもセンター つまり「意味から考えないとできない」ところがいかにもセンターでした。ただし全体として簡単ですね。  
文整序:Aはやはり、過去に出題された副詞ばかりが出題されました。この問題ももう限界に来ているような気がします。B:問1:throat microphones という面白い素材を使っていますが、結局は the と this で解けてします。問2:howeverで勝負。 C:アレルギーの話ですが、hygiene とか immunity とかそれなりに難しい単語があり英語が苦手な受験生にとってはつらいかもしれません。32で差が付きそうです。

第4問:Bの問4は言い換えが用いられていますから、消去法が使えないと厳しいかも。それ以外の問題は簡単でした。

第5問:最初、登場する人間が4人もいて戸惑いますが、意外と簡単です。

第6問:今年も相変わらず「いい話」ですが、Aの問4とBの問1は消去法が使えないと相当難しく感じた人もいるでしょう。

塾の平均点は高校1年生は120.2点(最高点は184点)、高校2年生は150.4点 (最高点は198点)ですから、例年よりやや高めの感じです。ただし、それなりに難しい ですから、特に高校1年生は時間が足りなかった人が多いようです。       


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